部品設計開発(サブシステム)
A.T.[2016年入社]
大切なのは疑問に思うこと
「まあいいか」ではなく
「なぜそうなのか」の疑問を発し続けよう
ソフトウェア開発(ソフト)
T.F.[2008年入社]
未来のためのAI技術のタネを開発中
AI関連の基礎技術開発の担当者として、主に画像の解析や処理などを行っています。入社から6年ほどはTVの視聴・録画アプリケーションやスマホ向けのキュレーションアプリ開発に携わっていたのですが、予てから社内の有志でAIを勉強しており、さらにディープラーニングの外部研修を受講したことがきっかけとなって、現在の部署へと配属されました。
現在のAI関連技術は画像の解析や人の顔認識など、将来的に活躍が期待できるものが多いのですが、現段階では技術を蓄積しています。今後、新規に開発されるPCやモバイルなど各種デバイスにおいて搭載できる技術のシーズを生み出すために日々プログラムを書き続けています。
目下の課題は、ジェスチャー認識。これはプログラムを書くだけでなく、実際に、画像をカメラで撮影し、フレームに分けながらも、早く、軽いデータを維持し認識の精度を上げるための手法を追求しています。やがてこの努力が実り、新しい製品や新たな特許の獲得に至れば嬉しいですね。
社外へ飛び出し活躍するNEC Lenovoのエンジニア
NEC Lenovo のエンジニアは社内にとどまるだけでなく外部との交渉を行うこともあります。AI開発に携わる以前にアプリケーションで録画したTV番組をレコーダーやNASに転送する機能を開発していた際、なぜかデータの転送に失敗するという現象が発生しました。このアプリケーションは複数のモジュールが絡んで転送機能を実現していたのですが、検証の結果アプリケーション側には問題は見つけられませんでした。納期後も調査を継続したところ、とあるソフトの動作によってこの現象が起こることが判明。そこで、パソコンを持参して当該ソフトの開発元に乗り込み、先方に認識していただき修正をお願いしました。こういったケースは稀ですが、当社では、日常的に私たちエンジニアがサプライヤーやパートナー企業のもとで交渉や技術導入のための折衝を行っています。これによってエンジニア同士の円滑なコミュニケーションが実現し、プロジェクトがスムーズに進められるなんてことも少なくないんです。
ONE DAY1日のスケジュール
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10:00出社
ラッシュを避けて10時出社ゆったり座って通勤します。
メールチェックをして業務開始です。 -
10:15コーディング
コーディング作業開始。POC(概念実証)のプログラムで、使えそうなものを考えながら書いていきます。
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12:00チーム内会議
チーム内進捗会議は週に1度ほど。AI系のメンバーとマネジメントで定例会議を行います。
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13:00コーディング
引き続きコーディング。会議などで打ち合わせをおこなった時に出てきたアイデアを試すことも。
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14:00勉強会
社内の有志チームとAI関連の勉強会。新しい情報共有の場でもあります。
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16:00特許検討会
蓄積してきた技術に関する、特許の検討会に参加。ここで、実際に出願中のアイデアも出たり。
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18:00論文作成&退社
社内での論文コンテストに向けた論文作成。発表の機会は年に2回。
Engineer Voice
Innovationの現場から