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海洋生物学から開発の道へ

大学で学んだのは海洋生物学。小型船で海洋に出て、プランクトンのサンプルを採取してホルマリン漬けにして解剖する。そんなPCとは全く違う世界で大学生活を送っていたのですが、大学時代の研究姿勢は意外と今の仕事にも役立っています。仕事上で問題が起こり解決まで腰を据えて試行錯誤する時など、ふと大学時代のプランクトンの足の節を数えていた頃の思い出が蘇ります。

専攻とは全く違う分野に飛び込んだこともあって、入社当初は、装置を分解して構成部品の名前を覚えることから仕事をスタート。基礎から学び、夏には先輩の評価補助を手伝いながら、少しずつ開発業務に携わるようになりました。その後、開発装置の設計図レビューや競合他社機の分析、環境評価チームとの改版に伴う協業など、エンジニアとしての開発業務にも従事。この期間は2年にも満たないのですが、この時期に学んだ知識や仕事の姿勢は、今でも重要な土台となっています。

入社2年で開発からマネジメントへ転身!

メカエンジニアとして3機種ほどの開発に携わった後、2017年にProject Management Group(※以下PM-G)へ異動。現在は国内企業・個人向けのモバイルノートPC装置を複数担当しています。

この業務で最も大切なのは、チームの意思疎通を促進して納期通りに成果物を上げること。マネジメントと言っても開発チームの管理だけでなく、製品カタログの技術記載文言整合、時には突発的な定義変更に伴う新しいプロセスの作成など、対応範囲は実に多彩。理系であっても関係者との打合せ、社内での意見の取りまとめ、ミスが起こった際には顧客はもちろん部品のサプライヤーや工場に足を運んでの原因究明や対応策の策定など、業務遂行のためのコミュニケーションが欠かせません。プロジェクト運営においては、問題が起きない方が良いのですがそんなケースは極めて稀。問題が起きた時にいかに影響を最小限にし、適切な判断を行う。それがマネジメント業務の難しくも、やりがいを感じる瞬間です。

数多くのハードルを乗り越え、製品を出荷できたときは本当にホッとしますね。

ONE DAY1日のスケジュール

  1. 08:30出社

    車で出勤。1日の予定を確認したら、メールをチェック。

  2. 09:30チームマネジメント業務

    プロジェクトの進捗管理の打ち合わせや、サンプル部材の調達微調整など、チームのマネジメント業務を進めていきます。

  3. 12:00昼食

    社食で仲間とランチ。リーズナブルなだけではなくて、定食や麺類などメニューも豊富です。

  4. 13:00プロジェクト推進会議

    中国の開発チームと電話会議。プロジェクト推進のためには、意思の統一も不可欠です。

  5. 15:00企画・開発会議

    商品企画チームとミーティング。開発の進捗や問題点、次機種日程の共有を行います。

  6. 17:30退社

    現行製品の開発進捗を確認したら退社。スーパーで買い物をして、今日は自宅で映画鑑賞です。

MESSAGE

ものづくりを行うためには、最後までやり遂げる熱意と責任感を持つことが大切です。なぜなら私たちの造る製品の向こうには常に、お客様がいるから。
責任と聞くと、「自分に課せられたことをなんでも一人の力でこなさなければならない」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。社会人としての責任、それは“最後まで投げ出さず、どんな形でも成果を出す”ということ。問題に直面した時に、恐れず周囲に助けを求め、判断を仰ぐ積極的な姿勢こそが重要です。当社には、この困った時、助けを求める人に手を差し伸べる環境が揃っています。私も、全く違う分野の専攻から、この業界に入り多くの先輩方に助けられてきました。難しい課題にも怯まず、前向きに取り組む姿勢を持っていればきっと大丈夫。米沢で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

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