NEC Lenovo Japan Group 新卒採用サイト

多くの人が手にするモノづくりに携わる喜び

NEC Lenovoに入社したきっかけは、大学時代にLenovoのThinkPadを使用していたから。就職活動時のエントリーシートを書いている時、ふと手元に目を落とした時に目に入ってきたのがThinkPad。比較的安価で、スペックも高かったこのPCが役立ってくれたことを改めて感じて、NEC Lenovoを受けてみようと感じたんです。

大学では、大電力や高電圧を扱う強電分野の研究をしていたこともあって、同期は電力会社などインフラに関わるような企業を志望する人も多かったのですが、私は新しくものを作り出し、私の作り出したものを手に取る人が喜んでくれる、そんな仕事がしたかったんです。

入社後すぐに配属されたのは、X1 Titanium 開発EEチーム。ここで1年間みっちりと勉強したのち翌年は、Lenovoの代表的な機種の一つである、X1 Carbon/Yoga(2-in-1)開発EEチームに配属されました。

このチームでは、当時の新技術であった、LPDDR5やLPDDR5xの実装に携わることができました。この時、私が携わり実装したメモリースピードが高く、高容量のパソコンを届けられたという経験は、私の中でも大切なものとなっており、自信に繋がっています。

現在は、X1 Carbon/Yoga(2-in-1)開発チームに所属し、プラットフォームメーカーのインテルと協業して、X1 Carbon/YogaだけでなくSME(主題専門家)として、いくつかの製品をヘルプする役職についています。

一歩ずつ着実な、デバッグで顧客の快適に貢献する

入社して5年が経ち、専門的な知識や技術は徐々に身についてきたと感じていますが、それでも開発過程では課題にぶつかることも多い日々を送っています。

特にヒヤリとするのは、BSoD(ブルースクリーン)が工場から開発途中に多発したという報告を受けた時。ブルースクリーンが起こる原因は数多く、それこそ製品の製造の開始からリリース直前まで、さまざまなタイミングで起こる可能性があります。

そのたびに、原因を追求し、解決法を求めて問題を潰していくのですが、一つの問題をクリアしたらすぐに、別の問題が現れるといったことも少なくありません。

じっくりと問題に取り組み、時にはチームのメンバーや、intelと協業しながらデバッグをしていくことで、少しずつ精度の高い製品が出来上がっていく。それが楽しくもあります。

無事製品が出荷できたときは、やり切った思いとともにほっと一息つけますね。

これからも、常に顧客の求めることを意識し、TTM(Time to Market)やTTV(Time to Value)をキープした製品開発に取り組みたいですね。そのためにも、BIOSをはじめとしたさらなる技術の習得や、Intelをはじめとした海外企業との連携をスムーズにするための語学勉強に邁進していきたいと感じています。

ONE DAY1日のスケジュール

  1. 11:00出社

    午前中はゆっくりと出社。
    起床後に自宅でチームスやメールの確認をした上で、特にIntelからのドキュメントの更新などをしっかりとチェック。

  2. 12:00ランチ

    昼食は、外食やコンビニで軽く済ませることが多いですね。

  3. 13:00ミーティング

    チームメンバーとミーティング。時には中国のスタッフと開発途中の配線図などに関してコミュニケーションをとることもあります。

  4. 15:00パワーサイクルテスト

    30台以上のPCを使用してパワーサイクルテストを実施。他にも、基盤の配線チェックやデバッグ、他の開発途中の品で起きている問題の確認も並行して行います。

  5. 17:00ミーティング

    状況に応じて、問題の確認や解決の合間に、Intelなどとミーティングを行うことも。

  6. 19:30退社

    最近は退社後に料理教室に通っています。家に帰った後は料理や編み物をしています。

MESSAGE

NEC Lenovoは、日本でPC開発に携わることができる数少ない企業です。ものづくりが好きな方、技術革新をこの目で見たいという方には、またとない経験や成長のチャンスをもたらしてくれると思います。
また仕事をする上で大切になるのは、「どうにかなるさ」という、いい意味でのおおらかさ。PC開発の過程では、さまざまな問題が発生しますが、そんな時にも、落ち着いて俯瞰的に状況を判断し、デバッグにつなげられる大らかさと繊細さを併せ持った方であれば、きっと活躍できると思っています。
ぜひ皆さんの応募をお待ちしています。

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