部品設計開発(サブシステム)
A.T.[2016年入社]
一人でも多くの方を驚かす製品を求めて
新しいパソコン&デバイスの可能性を探る

先進技術開発(NTI)
K.U.[2013年入社]

2年先、そしてさらに未来を見据えた製品プロジェクトに従事
私は現在、先進技術開発チームで新技術を検証するプロジェクトを推進しています。このプロジェクトでは、当社における数年先を見据えた製品検討を実施しており、超薄型などのコンセプトを掲げた製品開発を行っています。特にPCにおける機構設計(ディスプレイ側)の担当として2機種の設計やサプライヤーとの調整、プロジェクトのスケジュール管理など、数多くの仕事を兼任しています。
私たちの使用しているデバイスは日々進化しています。特にノートパソコンは一つの完成した形となっていると言えるでしょう。この先、私たちの使命は、パソコンという製品をより良くするために必要な技術の検証、もしくはパソコンを軸にした技術、ソリューションを拡張していく方法などを模索していくことです。国内のみならず、世界にも視野を広げ、展示会だけでなく、他社やサプライヤーの持つ技術を常にリサーチしながら、次世代の製品にそれを組み込み形にしていくにはどうしたらよいかを日々考えています。

着実な問題解決の姿勢が、成功に至る鍵
現在の部署に配属されるまではメカニカルエンジニアとして、パソコンの筐体材料を手掛けていました。その時、私が取り組んでいたのがカーボンを使った外装の導入でした。実はこのカーボンの外装ですが、私が当時の部署に配属される以前から、塗装時に表面異常が出るという課題を抱えていました。しかし、軽量で携行性の高いノートパソコンの実現のためには、カーボンによる外装の導入は不可欠。そこで、私はこの部品を提供するサプライヤーや技術パートナーと協力し、1から素材の開発に着手。カーボン材料の積層構造や塗装材料などについて、起こっている原因の究明と解析、対策、実証を一つひとつ時間をかけて行いました。何度も打ち合わせを重ね、手を動かし、原因をしらみつぶしにしていくとても地道な作業を乗り越えた結果、カーボン素材の成形・塗装時の外観の問題を共に解決することができました。もちろんこの技術は、現在発売されている当社のノートパソコンの外装にも生かされています。

ONE DAY1日のスケジュール
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09:00出社
出社後はメールチェック。社内からの相談や進捗報告、サプライヤー/パートナーからの連絡を確認しその場ですぐに返信します。
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10:00プロジェクト進捗確認
プロジェクトの進捗管理。状況を見ながらどこに問題が発生しているか、ヘルプが必要かなど行動指針を立てていきます。
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13:00設計図面&3D作成
設計図面や3Dモデルを作成。場合によっては、サプライヤーとFace to Faceで打ち合わせをすることも。
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16:00プレゼン資料作成
製品に関する新しい導入技術やアイデアなどをエグゼクティブに報告するための資料を作成。
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18:00製品Build
パーツを確認し、製品を自分の手で組み立ててテスト。実際に自ら組み上げることでわかることも多いんですよ。
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20:00退社
家族と愛犬の待っている家へ急いで帰ります。
Engineer Voice
Innovationの現場から