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就職活動の「想い」

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NECPCとの最初の接点となったのは、大学3年の夏休みに参加した2週間のインターンシップです。この時感じたことは、職場の雰囲気の良さ。インターネットの情報や会社説明会ではうかがいしれないことがたくさんありました。しかし、その段階ではあまり就職を意識していたわけではありませんでした。
その後、就職活動を迎えるにあたって、どんな道に進むべきか、これまでの歩んできた道を一つ一つ振り返り、更に具体的な将来のイメージを形にしていきました。その結果、自分の作り出したものが世の中に何らかの価値を与える仕事がしてみたいと思うようになりました。ざっくりと表現をすると、親兄弟、あるいは友人に「自分の仕事が身の回りのことにどう貢献しているか」をわかりやすく話せる分野が面白そうだなということです。プロダクトに限らず、サービスにしても同様ですが、そのようなシンプルな想いが私のベースにあります。
私が就職活動を行っていた頃は、携帯電話やパソコンが黎明期から普及期へと移行しつつある時代でした。この先、ITという分野が、人々の生活に大きな影響を与える予感を示していた時代です。価値観やビジネスの形が変わろうとしているなか、ITの分野で「何か」を変えていきたい。新しい価値を生み出していける。そう感じたことがITの世界に飛び込んだ理由です。こうした考えをもとに就職活動を進め、多くの企業を訪問しましたが、前年に参加したインターンシップで感じた雰囲気の良さや、事業に対する堅実さが自分には向いていると感じ、最終的にNECPCを選びました。

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入社から現在までの「仕事歴」

入社後、最初の2年程はパソコンにプリインされるアプリケーションの企画に携わりました。ここでは業界リサーチや他社ベンチマークについて学ぶとともに、基本的なマーケティング手法なども身につけることができたと感じています。
その後、企画部から開発部へ異動になり、約10年、主にパソコンに搭載されるデジタルテレビアプリケーション(Smart Vision)の開発に携わりました。もともとNECPCはパソコンとテレビの融合については、他社に先駆けた取り組みを行ってきました。1995年にリリースした製品から既にテレビチューナーを搭載していたのです。ある意味ではNECPC製パソコンの代表的な機能といってもいいでしょう。

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私がテレビに関わるようになったのは、地上デジタルテレビ放送のスタートが、まさに秒読み段階の頃。地上デジタルテレビ放送のさまざまな仕様決定や規格策定、テスト、実証が行われていました。パソコンとテレビを融合する取り組みを従来から積極的に推進していたNECPCも、この国家的プロジェクトに参画していました。「30年に1度あるかどうか」の大がかりなプロジェクトに、NECPCの技術担当として主体的に関わることができたことは、とても大きな高揚感があったことを覚えています。管轄する国の機関、あるいはテレビ局や他メーカーの人たちと連携し、意見を闘わせた経験は、駆け出しのエンジニアとしても、またひとりのビジネスパーソンとしても大きな刺激となりました。
NECPC内での具体的な開発案件は、かなりの数に及びますが、デジタルテレビ放送の進化とともに、広範な技術的チャレンジを繰り返してきました。例えば、パソコンでありながら「テレビ」ボタンを押すと約2秒で専用のチューナが起動してデジタルテレビの視聴ができるようにしたり、ノートパソコンでワイヤレス視聴ができるようにしたり、4チャンネルを同時に表示できるようにしたり、録画した番組をスマートフォンに飛ばして持ち歩けるようにしたり、テレビとSNSを連動させたり…数え上げたらキリがありません(笑)。テレビを軸に、より楽しく、より面白くという観点から、一つひとつコア技術を積み上げながら実現させてきました。私自身、エンジニアとして広い分野での知識・経験を積み重ねることができました。また、テレビを通じて人々の生活をより豊かにするという新しい価値創造に携わることができたことも、エンジニアとしては大きな手応えにつながりました。テレビに関するあらゆる先端技術は、そのほとんどが自社内で開発したものであることも、NECPCの大きな強みであると思います。

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現在のミッション

約10年に及ぶテレビの分野での開発を経て、今度は一転してNECPCが推進するニュースアプリケーション「My Time Line」の開発へアサインされました。ニュースアプリケーションは、新たなポータルとして注目を集めている分野であり、これから大きな進化が見込まれています。まさに最前線です。それだけに、成熟に差し掛かったテレビとは違った高揚感がありますね。
「My Time Line」には、2つのレンダリングエンジンが用意されています。ひとつは、50サイトを越えるコンテンツプロバイダーと連携し、注目記事をリアルタイムに配信する「注目度分析エンジン」。もうひとつは、閲覧記録やSNSの行動履歴からユーザーの興味を推定し、その興味レベルに合った情報を配信する「興味分析エンジン」です。つまり「社会の動き(知っておくべき情報)」と、「個人の嗜好(知りたい情報)」を程よく融合させたニュースアプリケーションということです。特に後者の場合、利用頻度が上がるなかで、アプリ自身が嗜好を学習し、個人が興味ある分野について情報の表示順が変わり、さらに色分けもされるなど、ユーザーにとっての使い勝手の良さや応答性なども徹底的に追求したアプリとなっています。
私はWindowsのソフトウェア設計から実装、評価管理など広い範囲に渡り開発を担当しています。また、ニュースを配信する側のプロジェクト管理も手がけています。今後は、私たちが提供しているアプリが実際にどう評価されているかという解析面にも注力していきたいと思っています。

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近年は、Windowsばかりではなく、PC+としてスマートフォンや、タブレットにも対応させています。モバイルアプリの場合、Windowsと比べて、様々な面で制約が出てきます。その一方で、Windowsアプリよりも、さらに視認性や応答性などを追求することが求められています。現段階では、まだ模索中の技術もたくさんあるだけに、これからがエンジニアとしての腕の見せ所だと感じています。

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仕事の手応え

手応えという点では、ニュースアプリケーションが持つ今後の可能性ですね。ポータルやSNSなど、インターネットの世界では人が集まるステージが既に数多くあります。私は現在携わっている「My Time Line」を、多くの人が集い、活発な意見交換や交流の場となるアプリにしていきたいと感じています。現在はニュースなどの配信が中心ですが、今までにない新しい「場」を提供できる可能性がある実感しています。NECPCというチームで、その大きな可能性にエンジニアとしてトライできる喜び。それこそが、仕事の大きな手応えと言えますね。

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これからの夢・目標・Vision

エンジニアには様々な道があります。ひとつの技術分野を追求して絶対的なエキスパートを目指す人もいるでしょう。しかし、私はひとつの分野に限らず、数多くの分野でのエキスパートになりたいと思っています。これまで企画や開発の視点から多くの案件に携わってきましたが、もっと自分の視野を拡げていきたい。それこそ、機会があれば営業や製造、あるいは人事や経理なども経験してみたいと思っています。全ての分野においてエキスパートになることは簡単ではないかもしれませんが、多様な業務を経験することで、エンジニアとしてばかりではなく、ビジネスパーソンとして見識を拡げていきたい。それらの経験を通じて、いつかは大きなプロジェクトを企画・運営し、仲間を導き、適切な判断をくだせる存在になっていきたいと願っています。ともに働く人に「一緒に働くことができて良かった」。そう感じてもらえるような存在こそが自分の理想です。

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育児休暇取得

仕事で頑張ることは当たり前のことですが、その一方で家族を護り、子どもを健全に育てていくことは、仕事と同じくらい大切なファクターであると思っています。
私は、まだ子どもが小さかった頃、半年間育児休暇を取得しました。職場の理解もいただき、更にアドバイスももらいながら、スムーズに休職することができました。

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休んでいる間は、子どもと過ごす時間が中心でしたが、一方で、エンジニアとして、ビジネスパーソンとして自分がこれまでやってきたことを立ち止まって考えることができたいい機会にもなりました。自らのこれまでを振り返ることで、これから自分がやりたいこと、やるべきことについて、思いを馳せることができたのです。これは、日々開発の第一線であわただしい日常を過ごしてきた自分にとって、きわめて大切な時間となりました。
また子どもと過ごす時間から学ぶことも多々ありました。幼い子どもは、大人では想像もつかない動きを取ります。時には最悪の状況を引き起こすことも(笑)。それをいかに早く察知し、未然に防いでいくか。または起こってしまった場合、どのようにリカバリーさせるのか等々、ビジネスの場面でも活かせる思考法が鍛えられました(笑)。仕事、育児、何事にも全力投球する充実した毎日です。

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